愛称:蒼、ひー(緋炎のみ)
性別:男
出身:とある世界の北国にある雪の山脈
年齢:見た目は少年だが、実年齢は四桁になる。
種族:氷龍。炎の精霊と氷の龍のハーフ。
誕生日:11月30日
身体特徴
髪色:青色。光の当たり具合で淡くも見える。
髪形:青の短髪で、前髪は分け目なし。
髪質:髪質は柔らかい猫毛で、すぐ癖がつくほど柔らかい。
目の形:二重の釣り目で髪の色より濃い青の眉毛と睫毛。左目の下に青い三連の飾りがある。
目の色:右が青で左が紫色のオッドアイ
肌:少し白人風味の色白
耳:エルフのようにとがった耳で、銀製だったり青い石のついたピアスがついている。
顔の雰囲気:骨格レベルで緋炎そっくりで、緋炎をそのまま幼くしたような顔だが、本人の雰囲気のせいか中性的。
服装:長袖長ズボンの青いチャイナ服に青の半透明な羽衣を纏っている。
身長:165.3cm
体格:全体的に細い身体つき。手の骨格が両性的であり指は細くて長い。
龍形:凍った角に青いたてがみ、喉元に蒼の宝珠、薄氷のような薄い蒼の鱗を纏った巨大な東洋の龍。
口数の少ない氷龍の少年。
炎の精霊と氷の龍の間に生まれた双子の片割れ。
本性は薄氷のような色合いの鱗を纏った巨大な龍だが、現在は封印されている様子であり、そのために人の姿をとって生活をしている。
片割れと補い合う形で出来ており、強力な魔力を持ち魔法に長ける反面、その魔力を支える体の力が弱く、魔力の攻撃性の影響もあって非常に身体が弱い。
性格
口数が少なく、あまり表情を表に出さないタイプ。
感情の起伏がないわけではなく、表現が下手。
人の話を聞くときには、相槌をしたり口を挟むわけではなく、相手の眼をじっと見つめる癖がある。
基本的に対人での対応でもローテーションであり、人によっては無愛想でやる気なくうつることもある。
言うことが少し抜けており、少々世間知らずな面もある。
重度のブラザーコンプレックスであり、そのことについては自覚している部分としていない部分とが混在する。
長いこと羽鵺の保護者として生活していたせいか、子どもに対して保護者のような言い回しがうまくなったり、面倒見が多少よくなった。(でも最近は緋炎とミヤビがいるので、それを発揮する場面が減った)
能力
龍の魔力
非常に攻撃性の高い氷と水の力を持ち、具現した姿は猛吹雪と鋭い氷柱のような力。
炎の精霊の血を持つため、多少の炎の術も扱えるが、扱う炎は炎であるに関わらず蒼く冷たいのが特徴。
攻撃魔法や幻術が得意。
扇術と舞術
武術が出来るほどの体力がないので嗜んでいた。
そのために結構身軽であり、扇術も身につけている。
体質
冷却
炎の精霊と氷の龍の混血だが氷龍の力を濃く受け継いでおり、その体質のために少しではあるが魔力を冷気に転換して自分の周りに撒いている。
そのために氷蒼の周りはいつも少しひんやりとしている。
どのぐらい冷気を撒くかは周囲の気候による。
視力と聴力
目と耳が異常にいいため、真昼でも星が見えたりかなり遠い物音や音でも聞き分ける。
虚弱体質
この世界に来るまでの旅路で体力は多少改善されたが、生まれつきの体は相当弱い。
魔力が強大な割に生まれ持った器がそれに耐える強さがないため、魔力の大半を背に描かれた術式に封印されている。
低体温と熱耐性
体温がないわけではないが、触ると人よりも相当冷たい。
本人はこの体温でも異常があるわけではないが、体温が上がりすぎると起き上がれなくなったり昏睡状態になって周囲の冷気を吸収して体の治癒に専念しだす。
熱への耐性は人からすると異様なほど弱いが、氷龍にしてみれば氷山の外に出ても生活できるなどかなり強いほうに該当する。
反対に寒い環境では、寒ければ寒いほど体の調子は良くなる。
吹雪の日に限って外に出ていることもあるが、これは自身が濃く継ぐ氷龍の血が起因している。
嗜好と燃費体質
食はその気になれば冷気を食べて生きられるため、雪国であればあまり食事は必要ないが体のエネルギーの消耗が激しいので元気なときはそれ以外のものもよく食べる。
食べ物そのものに対する偏食はないが、信用できないと思う者の料理は一切手をつけないという違う意味での偏食であり、作ったものをどれだけ食べるかが信頼具合のバロメーターといってもいい。
本当の意味での偏食ではないのは、料理上手な兄による貢献がかなり大きい。
肉がついていないのはもともと太らない体質のせいもある。
味覚は非常に甘いものが好きだが、その体質上辛いものと熱い物が苦手。
所持品
蒼華扇
骨が不純物のない氷で出来た扇で、紐の先に半透明の蒼い珠がついている。
魔法の媒体に過ぎないため、氷蒼の心次第だが基本的に殺傷力はない。
蒼い魔力制御装具
門をくぐる前の世界から持ち出した物で、魔力を制御する装具。
ヘアバンド上のもので、左側に精霊石の結晶を飾った特殊なヘアバンド。
持ってきたものの、その世界とは魔法の理が違うのかこの世界では役に立たなくなっていたが、とある人にこの世界の理にあわせて直してもらった。
デザインがどういうわけか女性の装飾具に近いものがあるが、本人は気にしていない。
雪の羽衣
半透明の薄氷のような淡い青の薄い布地の羽衣。
故郷の冷気を魔力で繋げて相当丁寧に織り上げたもので、 少し魔法をかじったものならすぐに魔力の具現化とわかるほど織り上げられた力が濃い。
材質は絹のような心地いい柔らかさだが、氷のように冷たく、普通の人が長時間触ると凍傷などを起こす。
氷蒼はこれを常に体に纏っていることで、体を冷やしている。
趣味
琴の演奏、針仕事
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